デパートの洋陶磁器売り場が好きです。
昔からよく通い、美しい洋食器や磁器にうっとりしていました。
洋食器で特に好きなのはマイセンとヘレンド。
でもそれ以上に好きなのがフィギュリンです。
中でも特に惹かれるのは、アイリッシュドレスデンのレースドール。
隣のLLADRO(リヤドロ)そっちのけで、レースドールばかり眺めていました。
~レースドールとは?~
18世紀のドイツで花開いた西洋磁器発展の最中、 一部の王侯貴族のためだけに生み出された技術を用いた
フィギュリン(陶磁器置人形)の一種です。
作業工程でレースは使われますが、最後の作品に繊維は残りません。
見た目には柔らかい布製の衣装をまとった人形ですが、ボディーはもちろんのこと、衣装を含め、 繊細なレース状のすべてが磁器でありやきものです。
(先生のHPより抜粋)
このダイアリーでも度々レースドールを取り上げていますが、
先日、とうとうレースドールのお教室に体験レッスンに行ってきました!!
今までこんなに好きなのに、何をためらっていたのか・・・
好きだからこそ生半可な気持ちでは取り組めないと思っていたり、自分の不器用さや面倒臭がりなところを知っていたので、繊細さと丁寧さが追及されるであろうものに着手できるのか?と危惧していたのです。
思い立ったらすぐに動きたいタイプなのですが、このレースドールに関してだけは本当に不思議です。
しかし、時は来たり。
いや~楽しかったわ~♪
今回一度プチ体験させてもらって、本当に良かった。
体験レッスンなので、簡単な工程だけでうまくできるようになっているし、一番の難関部分であろうお顔描きも先生がやってくださったしね。
レースドールは1200度の窯で何度か焼成するので、出来上がりに数週間要するけど、出来上がりを見てあまりの可愛らしさに本当に本当に感動でした。
お眠り天使ちゃん
お花の配置やレースの色は自分で考えます。
他のレースドールたちからも温かく迎え入れられた光景
背中に羽もついてるよ♪
ちょっとこの可愛らしさ、美しさ、ヤバくないですか?
子どもたちからも好評で、「次は何作るの?ドレスの色は?」と何回も聞かれました。
アイリッシュドレスデンのレースドールは、お顔が大変残念なことになっている場合が多く、「ああ、ドレスは素敵なのに惜しい!」といつも思っていました。
あり得ない三白眼とか、へのへのもへじか?とツッコミたくなるものも珍しくはありません。
ですが、日本の作り手は決してそんな残念なことはしません。
お教室のレースドールも美男美女揃いでした。
私もがんばりたいと思います。
とても和気藹々とした雰囲気、でも集中しているときは瞑想状態になれるお教室に、これから通いたいと思います。
楽しみ~♡
よっつ